いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2017/06/22

めまぐるしく



6月も後半になりました。

この間、日本に行ったり、夫婦喧嘩をしたり、実家の庭に木を植えたり、親子喧嘩をしたり、実家の犬が死んでしまったり、娘ちゃんの受験があったり、受験があまりうまくいかなかったり、フランス語を勉強したり、ヨーロッパに行ったり、湿疹に悩まされたり、ヨガを習いに行ったり、マッサージに行ったり、マッサージに行ったり、またマッサージに行ったり・・・いろんなことがありました。

年のせいにしてはいけませんが、最近とみに作業効率が落ちて、5年前は30分で出来たような事が、1時間かそれ以上かかるようになってきたように感じ、困惑しています。まずい。

加えて、子供の受験の成否が家庭に与える衝撃の大きさを身をもって感じて…( ゚Д゚) 親って大変なんだなと…

高校受験で挫折を味わった娘ちゃん。しかし、ここで挫折の余韻に浸って倒れたままではいけないようです。

台湾の人は、高校はそれほど大事じゃない、大事なのは大学だ!!大学受験は本気で頑張らなくちゃいけないよ、と、みな口を揃えていいますのですよ…高校受験が終わったばかりなのに、もう大学受験に向かって走れと。ああ大変!!

中学に入ってすぐの頃、娘ちゃんの心を見失って親としての喪失感と言うか虚無感を感じたのは記憶に新しいところですが、高校受験中学卒業とともに第二波が到来。高校生活が始まったら、第三波がくるんですかね?

関心を持つ、というのと、見守る、というのは似て非なり。関心を持つは、度を過ぎるとうっとうしがられ、反発を招きかねない。でも、静かに見守っているだけだど、私のことはどうでもいいのか、関心がないのか!ってなるのね。難しいお年頃です。匙加減は容易でなく。

というわけで、色々ありすぎてアウトプットする余裕がなくなっていたんですが、私も倒れたままではいけないので、そろそろ立ち上がって、実家の片付けを更にすすめようと思っているところです。

ま、人生いろいろ。執着せずにね!凸凹の道も楽しんだらいいじゃない!


写真はフランスはモンサンミッシェルで撮った一枚。すごくすごくすごくよかった!!旅行記は、また日を改めて。




2017/03/13

オハカソノゴのゴ

長年暮らしていても、知らないことばかりです。

定期的に行っている日本語読書会先の年長者(最年長は85歳)のみなさんは、経験豊富だからこういうこともよく知っているだろうと思って、先日の集まりのときに、義母方の祖父母及び曾祖母のお墓の話を聞いてもらいました。

そしたら、年長者のおじさん&おじいさん、ビックリするほど異口同音に、手を引け、と。

なんでも、台湾の風習としては、嫁いだそのときから、女性は嫁いだ先の人となり、実家の事には関与しなくなるのが常。

台湾人にとって、お墓はすごーーーーくデリケートで、慎重に扱わなければならない事柄なわけですが、義母の実家側のお墓は、義母の男兄弟(とその子供たち)のことであって、私たちが手を出し口を出しするべきところではない、と。

変に手を出して、障りがでるということもある。

骨上げなんてとんでもなく、墓の修理すらするな、と。

嫁いで出て行った人(また、その子供世代)が、母方実家のお墓の事に手を出すなどもっての外。先生、それはタブーですよ!と、ホワイトボードに大きく「禁忌」と書かれたほどに・・・

えーー・・・・

台湾人の結婚、お嫁さんが自宅を出る際に、車の中から扇子を外に捨てるのはなぜか、それはお嫁さんの実家との決別・・・というと大げさかもしれないけれど、そういう意味もあるんだよ、と。

昔は、嫁いだ娘が、実家の墓参りに行くことも禁じられたんだよ、と。

とにもかくにもタブーです!ダメです!それはたかお先生夫婦がやることではない!手出し無用!!と。

えーー・・・・

えーー・・・・

そんなー・・・・

本当に何もしなくていいんだろうか・・・それがかえってトラブルの元にはならないの?すごく複雑・・・。

でも、みんながみんなそう言うっていうことは、やらない方がいいんでしょうよね。

オット氏とよくよく相談し、手を引く事にいたしました。

2017/03/09

ヨモギ


乾燥ヨモギです。いい香り!

お墓参りに行ってから、鈍い頭痛がありまして、これはなにか引っかけてきちゃったかなー的な、不穏な不調が続いています。

で、ヨモギ。中国語は艾草。

同僚に話したら、ヨモギで体を清めて!とアドバイスをもらったので、早速、中薬行(漢方のお店)に行って買ってきました。

一袋(一両)でたったの10元!安い!

お墓参りに行ってから不調なので、身を清める用にヨモギが欲しいんです

と伝えると、お店のおばさま、

それなら7‐11に行ってきて、それからヨモギで体を洗ってね

というんです。( ゚Д゚)茶化されてる?

本気で7‐11?なぜに7‐11?と聞くと、そう言う人がいるのよ、と。

7‐11でも、デパートでもいいらしいです。どうやら、背負ってしまった邪気というか陰気を、明るく賑やかで磁場のいいところで緩めてから、ヨモギで洗い流す、という道理のよう。

へ~~~~

聞いたことないし!!!

引っかけやすい人は、そうならないために、御葬儀やお墓参りに行くときは、榕樹(ガジュマルの木)の葉っぱを7枚持って行って、家に帰る前に捨ててくる、というのが台湾でポピュラーな方法。

でも、漢方店のおばさま、「気持ちの問題っていうのもあるんじゃない?単なる体調不良とかは?ベジタリアンになったらどう?」と熱心なのか、そうでないのか、いろいろアドバイスをくださいました(笑)

郷に入っては郷に従え。早速7‐11に行って、ヨモギで身を清めて、明日から元気になりたいと思います。

2017/03/05

オハカソノゴ

お墓参りの後日談。

お墓の状態が余りによくなかったので、お墓参りに行って掃除をしてきたこと、これからは管理費を私たちが払う事を、母方親戚のグループラインでお知らせ。

そのメンバーは、義母の二番目の妹(アメリカ在住のクリスチャン)、義母末妹夫(たぶん中国在住)、義母末妹の一人娘(オット氏のいとこ、アメリカ在住)、義兄(台北在住)、オット氏、私。

今、義母は義姉と暮らしていますが、そことうちの関係に亀裂が入っているので、連絡は絶賛断絶中(/・ω・)/

義母には男兄弟が二人いますが、二人とも既に他界。その子供、つまりオット氏のいとこにあたる人が3人いるようですが、会ったこともないほどに完全連絡断絶中(/・ω・)/

どんだけ断絶?

それはさておいて、順当に行ったら、お墓の管理費は、子供である義母か義母の二番目の妹が、払うのが妥当かなと。次は、なんといっても長男なんだから義兄。

なーのーにー、彼らは本当に無関心( ゚Д゚) 

まぁ、お墓参りに行こうとすら思わない人に関心を持て、更に管理費を払え、という方が間違っているのかもしれませんが。

私が払うわ!という人は、一人もおらず!!!

こうなると、祖父母がかわいそうに思えてきますね・・・。もう亡くなってるんだけど・・・。

ちなみに、義父方の祖父母のお墓管理もうちがやってます。

いやー、オット氏すごい。がんばってるよ!

で、その話を娘ちゃんにしたら、なんと言ったか。

ええーーー!!!それは大変だよ!!!パパとママがいなくなったら、全てのお墓の管理を私がしなくちゃいけなくなるってこと?私、一人っ子だよ?大変だぁ、すごくお金稼ぐ人にならないと。。。

台湾は、お墓が一人ずつ別個なので、管理したり、お墓参りに行ったりは、その数が増えると本当に大変だろうなぁ~、とは思っていましたよ、私も。

まー、なんとかなるさ。案ずるな、娘。

で、後日談というのは、娘ちゃんのことではなく。

祖父母のお墓が非常に痛んでいたので、少しは修理をした方がいいだろうと、お寺に聞いた業者さんに連絡をして見積もりを取りました。

すると、修繕の見積りが、驚きの約20万元(約70万円)。ワタシタチニハラエルトオモッテ?

これが台北価格なのか、10年以上も管理費を払っていなかったからお寺と業者が結託してこんなに高い見積もりを出したのか(←勘繰りすぎ)、本当にそれだけかかるのか、門外漢の私たちにはわかるはずもなく!

新幹線代往復を入れても、私とオット氏が二人で行って手直しした方が断然安い。

しかーし、お墓の手直し・・・・

さすがに、家の修繕とは異なりますよね(オット氏実家は自力で修繕中)

タブーとかも全然知らないし。

そういえば、祖父母も曾祖母も、土葬で、たぶんこれまで撿骨=骨上げはしてません。

今では火葬が主流ですが、台湾は30年位前までは土葬が多かった、と。通常は、土葬から7-10年後に骨上げ→乾燥→骨壷に入れてお墓に移す、または骨上げ→火葬→骨壷に入れてお墓に、とするのですが。稀に、非常にいい風水の場所で、骨上げせずとも問題ないということもあるようです。

さて、どうしたものか。

よし、その道の人に聞こう!と、10年来お付き合いのある風水の先生に連絡を取りました。とりあえず、お墓を自力で手直ししたいんだけれども、アドバイスを頂けませんでしょうか、と。

で、参考までに先に写真を見てもらおうと送ったら…

このお墓はひどい。破財(財を失う)、兄弟間に争い絶えず、前途多難、と。

Σ(゚Д゚)えええ!!!写真を見ただけでわかるんですか!!!

なんてこったい!!!

これこそ前途多難。

後日、一緒にお墓を見に行ってもらう事になりました。ドキドキ。

さぁ、これから、どうなることやら。

2017/03/03

オハカ

悩まされていた、というほどではないですが、気になっていたことがありました。

それは、義母方の両親、つまりオット氏母方の祖父母のお墓。

ここ1年くらいでしょうか、ふとした瞬間に脳裏にその祖父母のお墓の様子が浮かんでくるのです。

私自身、霊感はありません。全然。

それに、お墓の様子が浮かんでくるからといって、怖いとかいうこともない。ただ、イメージとして浮かんでくる。特に義母や、オット氏の兄弟の事が話題に上がると、ふーっとお墓の様子が脳裏に浮かんでくる、という感じ。

そのお墓は、台北郊外にありました。もう何年もお墓参りに行っていなかったので、思い立って先週末に行ってきました。

お墓参りから遡ること3週間前、お墓参りに行こうという話をオット氏とした直後くらい、実家の片づけをしていたら、ふいにお墓の場所を記すメモ書きが出てきました。お寺の住所、名前、位置。それに、義母の父方の母、つまり義母の祖母(オット氏の曾祖母)のお墓の場所も書かれています。

不思議なことがあるものですね。

オット氏に聞くと曾祖母のお墓には幼いころに行ったような気がするけど定かではない、と。私は義母の祖母が台湾に渡ってきていた事も知らなかった!

義母の両親のお墓は、晩年一緒に暮らしていた義母の末妹夫婦が管理をしていましたが、彼女は約10年前に癌でなくなり、その旦那さんはその後再婚し、一人娘はアメリカに住んでいます。なので、もう随分と長い間、家人との縁が遠のいていた状態。

当日、高雄で花と供物を買い、連休でごった返す高鉄に大荷物で乗り込み、一路北へ。

高雄はうす曇の天気だったのが、台中を過ぎたころから雨へと変わりました。

まずは、祖父母のお墓へ向かいます。

私はここに、15年位前に一度だけ来たことがありました。冷たい雨が降る中、急な坂を登りお墓へ。



坂を上ると、墓地が広がっています。


ここはほぼ土葬のため、一つのお墓がかなり大きく、中にはとても立派なものもあります。

さて、メモには11列目、と書いてありましたが、私はなぜか「上から数えて4列目」と知っていました。うーん、なぜだろう。

傘を差しながら、転ばないように気をつけて、見つけました。上から数えて4列目にありました。

で、お墓。



壁は剥がれ落ち、地表にはひびが入り、お墓に亀裂、祖父の写真は剥がれてなくなり、祖母の写真も壊れ、木は枯れ、雑草が生い茂り・・・(台湾ではお墓や骨壷に、故人の遺影をつけるのが一般的なようです)

その荒廃たるや、想像以上。

持ってきた軍手をはめて、小雨降る中、オット氏と一緒に1時間以上かけて草刈りをし、お参りができるくらいに掃除をしました。



見晴らしはけっこういいですね。

雑草を払うだけでも結構違いました。でも、石は黒ずみ、木もほぼ枯れています。


雨が降っているので線香はつけず、お花と供物を上げて、手を合わせます(その後、供物は持ち帰り)。

壊れているところが結構ひどく、これは早く修理をしないといけません(壁が浮いている、地面に亀裂、壁が剥がれ落ちている)



その足で、お墓修理の業者さんを紹介してもらおうと、お寺に寄りました。

すると、出てきて尼僧さんは、私たちを初め不審者と思った様子(苦笑) 墓参りの時期ではなく、加えて雨の日の見知らぬ来訪者に、不信感を抱くのは致し方ないですね。

お墓を修理したい、祖父母の名前は○○○、と告げると、その尼僧さん「あー、あそこは2000年からもうずっと管理費が払われていませんよ!」と、

え!!(゚д゚)

尼僧さんの記憶力に驚愕。軽く執念というか怨念も感じたほどに。

その後尼僧さんの口からは次々と・・・・義母の兄弟構成、義母の末妹が亡くなったこと、その夫が再婚したこと、子供はアメリカにいっていること、義母の男兄弟側の親戚がお墓参りに来た事があるが経済的に困窮してそうだったこと、等など、ま~唖然とする程に、よく知っていました(;゚Д゚)

寺内の墓地ですが、ここは税金が掛かるそうで、一年にいくら払っていて、定期的に清掃の人も頼んでいるので、維持に大変お金が掛かっている、だから、管理費を払ってくれ!っていうことなんですが。

で、それを聞いたオット氏、さすがの孝行者。これからは私が払いましょう。連絡も私に下さい、と。費用は一年で6000元(日本円で約21000円)

その後、タクシーを拾って、曾祖母のお墓に向かいます。

お寺ではなく、公墓・・・なんだろう・・・パブリックな墓山?台北の六張犁の駅からすぐのところにあるお墓エリアです。

タクシーの運転手(女性)に、これからお墓参りに行くんですっていう話をしたら、「六張犁は広いわよね。前にお墓参りのためにアメリカから帰国したという人を載せた事があるけど、あの人、お墓を前にして号泣して、なんかこっちまで感動したわ」 なんていうエピソードトークをされ、地下鉄乗り継ぎでいくつもりが、タクシーの運転手があまりにも熱心にお墓参りを応援してくれるので、お墓のある辺りまで連れて行ってもらうことに。

30分以上もタクシーに乗っていたでしょうか。お墓エリアに入ると、道は車が一台通れるかというほどの狭さ。しかしエリアは広く、こんなところで一体どうやって、行ったこともない、どこにあるかもわからない曾祖母のお墓を探す事が出来ようか?という感じ。

そこで、道すがら、義母のメモにあった「○区はどこですか」と聞き歩いたところ、この辺のお墓に詳しい人に遭遇、案内をしてもらう事に。

そして、お墓エリアの入り口から2キロくらいのところでしょうか、この辺だよ、と。

すると、熱心なタクシー運転手が、「こうして案内してくれる人にはちゃんと心付けをあげなきゃだめよ!200元でいいから、あげるの!あげるのよ!!あ、紅包袋(台湾で一般的にご祝儀を入れる用に使う、赤い袋)は持ってる?私、あるからあげるわ!これに入れて、渡して!!」と。

すごいでしょ、このぐいぐいくる感。

もう何か、この女性(タクシーの運転手)には、使命感みたいなものがあるのか、それとも何かが乗り移ってるとさえ思えてしまうほどに・・・

で、”この辺のお墓に詳しい人”に心付けを渡すと、元々は、そのエリアまで私たちを連れて行って去る風だったのが、一緒にお墓を探してくれました。

そして、探す事ほんの数分、曾祖母のお墓発見!!!


もう随分長い事、手入れがされていない感がひしひしと感じられるような、雑草に侵食された感のあるお墓でしたが、あまりに雨が強いので、草刈りは断念。



 お花と供物を上げて、手を合わせるだけに。

その間も、”この辺の墓に詳しい人”は、ずっと私たちを見守ってくれていました。

お参り後、話を聞くと、彼は墓掃除代行も行っているという事で、今後の手入れをお願いすることに。代行料は年2000元(約7000円)。

高雄から、そう頻繁には来れないので、これで一安心。

タクシーは、私たちがお参りを終えるまで待っていてくれて、駅まで送ってくれました。本当にすごくいい人に出会ったものです。雨の中あんなところに置き去りにされたら、大変なことになるところでした。

お墓の後日談があるのですが、それはまた今度。