いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2012/10/02

目は大事

台湾でもススキの季節になりました。


写真全然きれいに撮れなかったし・゜・(つД`)・゜・

朝晩涼しくなって、ここにも短い秋が到来です。

さて、最近また新しい問題が出まして、落ち着かない日々を送っていました。
というもの、娘ちゃんが小学校の健康診断で問題発覚。眼科巡りの日々。

確か3年生の時にも眼科検診で問題ありの通知をもらってきたんでした。

親の怠慢、自責の念に駆られています。
目も歯も一度悪くなってしまったら治らないんですよね。

初めに連れて行ったのは近所の、いわゆる行きつけの眼科①。
台湾の個人開業の病院というのは、複数の医師がローテーション制で
入っていることが多いのですが、そこの眼科も5人くらいの医師が
時間別で問診にあたっています。

で、機械での視力チェックをすると、あろうことか、右目-2.75、左目-0.25
ひどい視力差がありました。どちらも乱視が-1.00入っています。
右目は視力0.3、左目は1.0くらい。

そこで出されたのは「散瞳剤」という目薬、毎晩つけて2週間後に来てください、
それでおしまい。(ちなみに、その日の担当は院長さん)

視力矯正は今からでは遅いのか、なんとか手立てはないのか、と聞くと、
「角膜塑型」という、夜寝るときにつけて、朝外すという、見た目は
コンタクトレンズのような視力矯正ツールを紹介されました。

これ、両目で3万元だそうです。

この眼科医からは、具体的な対策、気をつけるべきこと、も言われず、
とにかく「散瞳剤(目薬)」をつけて様子を見るように、と。

実は前にも、同じ眼科①で処方された「散瞳剤」を使った事がありました。
でも、日常に追われて、ちゃんと治せたかの確認を怠ってしまい、今に至ります。

これはまずいと、その後ネットで色々調べまくります。

鉛筆の持ち方、書くときの姿勢が悪かったので、この日から厳重注意。

そして、幼稚園~小学生で視力矯正をしたという人の板やブログを参考に
市内3箇所の眼科をピックアップ。大病院の有名な眼科医は、予約も難しいので対象外。

翌日、ネットで調べてよさそうだった眼科②へ。

そこも個人開業で小さい眼科ですが、そこの眼科は外から問診している様子が
丸見えで・・・

ん?んん??

よく見ると、その時間帯に診察をしていた医者さん、みたことある。

近所の行きつけの眼科①のローテーションに入っている医師ではないか!
しかも、私のものもらいを治療してくれた医師でした。

なんとまー偶然なのか、高雄は狭いのか、別の病院にも入ってたんですね。

ということで、意気消沈したので、眼科②はキャンセル、却下。

次は、家からほど近い、比較的新しい眼科③へ。
調べたところ、白内障の治療で評価が高い様子。

白内障で評価の高い医師が、子供の眼をどうみるか検討つきませんでしたが、
とにかく行ってみることに。

ここでも視力検査をして、問診。

数字は相変わらずよくありません。

問診の部屋に入ってビックリ。そこの医師は、私の兄にそっクリ!
掛けてるメガネも似ていれば、メガネを押し上げるしぐさまで、まるで兄!!

と、驚きつつ。

ここの医師は、眼科①の院長よりも、ハッキリとしっかりと意見を述べてくれました。

が、かいつまむと、

□現状、視力の良い方の眼が効き目になって、何でも見えるから本人にそれほど不自由はない。
□視力の弱い右目は、物を見ようとする力が弱まって、不精眼と化している。
□コンタクト、メガネ(近視用)、角膜塑型 の3つの選択肢。
□散瞳剤は弱いものだと意味がない。適切なものを処方するのでまずはそれで2週間。

というわけで、ここでも散瞳剤を処方されました。濃度は眼科①よりも濃いもの。

夜寝るときにつけると、翌日も一日中(太陽の)光がまぶしく感じられ、日中はしんどいようでした。
(散瞳剤は瞳孔を開く点眼薬)

どちらとも、左右の視力差が大きすぎる事を大問題としてはみてくれませんでした。

数日おいて、健保のきかない(全部実費)、子供の視力回復では相当有名らしい眼科④へ。

予約を入れにくく、待ち時間が長く、お金がかかり、薬の量も多い、という話。
でも、視力回復の例が多く、友人の知り合いの子供もそこで視力回復したという話。

オット氏が頼み込んで予約を前倒ししてもらい、早速行ってきました。

だいぶしっかりと問診、検査をしてくれて、詳しい説明を受ける事ができました。

□現状、視力の良い方(左目)で遠いものを、視力の悪い方(右目)で近いものを見ている
□視力の悪い方(右目)だけで近いものを見よう見ようとするので、字を書くときに頭が下がり、視力が落ちる
□左右の目で遠近使い分けをしているので、両目でしっかりみることができず、立体的に物をとらえられない
□原因は乱視(中国語は「散光」)、これが原因で姿勢が悪くなり→斜視→不同視
□乱視は幼稚園くらいならある程度矯正もできたが、子供は10-12才で目の成長が完成するのでもう遅い
□両目を一緒に使えるようになる事が何より大事なので、そうなるために視力差を0.4くらいまでに
縮めることが目標(左1.0、右0.6-0.7まで)、その後乱視用メガネを作る。
□鉛筆の持ち方チェック→矯正。字を書くときの姿勢チェック→矯正。

というわけで、眼科③とはまた違った結果を言われました。

あと2年早く来ていれば、しっかり治せたかもしれないのに、と怒られました(ごめんよ、娘ちゃん)
問診と薬代で、約3000元。

飲み薬(ビタミン剤?)、目薬(左目用2本、右目用1本)、軟膏(右目用1本)、と
たくさん薬をもらって帰りました。

アイパッチなどでの訓練の必要、聞くのを忘れましたが、要訓練とは言われなかったな~。。。

親としては、時機を失した感からの自責の念に苛まれてやみませんが、
今からでも遅くないと信じて、眼科④にお願いして頑張りたいと思います。

ところで台湾の学校は今日からテスト。来週までテストが続くんですねー・・・
治療中ということで、どうやら小さい文字が見えにくく本人は不安なようです。

5年生のテストは一段と難しいそうで、これまで90点以上だった子が、60点台に落ちる
という話しもよく聞くので、はてさて、どうなるか。

でも、テストは一時のこと、目は一生の事、今回のテストが悪くても
怒らず焦らず、まずは目です、目。


さて、話はもどって、ススキが見頃です。

実家のすぐ近くにある川沿い一面でススキが見られ、娘ちゃんと、実家に居ついた
半野良犬2匹と一緒に散歩に行ったのでした。

すると、ススキの藪の中から犬の格闘している声が聞こえてきました。

まさか、二匹のケンカが始まったのか!?

と思って近づいてみると、


犬はなんとヘビと格闘していました(((((( ;゚Д゚)))))


しかも、やっつけちゃいました(((((( ;゚Д゚)))))

犬は私たちを守ってくれたのか?それとも、単に野生の血が騒いだのか?(((((( ;゚Д゚)))))

目をむいたヘビ、怖い( ゚Д゚;)

カメラ持ちながらでも足元しっかり確認しないといけませんね。

長くなりましたが、娘ちゃんの視力、ちょっとでもよくなるかなぁ、よくなるといいなぁ。


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