いろんな台湾 いろんな風景
台湾生活を写真で記録

2015/09/30

オカネのコト

興味深いニュースを見つけたのでメモ録&四方山話。

ニュース元はこちら⇒ 人毎月支出 台北最花錢 彰化花最少

高雄は昔に比べて高級車の割合がぐんと増え、世間は薄給なはずなのに潤ってそうな人の多い事。

知り合いの娘さんの話。大卒(新卒)で台北の貿易会社で働き始めたけれど、月給が2万8千元で、生活費が足りないから、高雄の親御さんはまだ仕送りをしているそうな。台北での衣食住含めた生活費、最低でも3万元は必要だそうです。

思い返すこと十数年前。結婚当初(@台北)、オット氏の給料(月給)は5万元くらいだったか。初めに住んだマンションは月1.8万元の2LDK。それで私を中国語学習に送り出してくれていたんだから、頑張ってくれていたなぁ(遠い目)。

で、私はというと、台北での最初の仕事の月給は2.8万元くらいだったように記憶。今考えると本当に薄給!転職後2社目で、3.5万元とかだったかな。日本円に換算するなんて野暮な事はしちゃいけません。ここは台湾。

最近の調査によると、台湾人女性が結婚相手(男性)に求める給料(月給)は5~7万元なんだそうです。平均給与が約3.8万元といわれている台湾にありながら、やはり女性の理想は高いんですね。逆に、男性が女性に求める平均給与は3.8万元前後だそう。

つまり、理想としては二人で10万元くらいの月収があるといいよね、ってことなのかな。
話し戻って支出のこと。かいつまむとこんな事が書いてありました。
毎月の一人当たりの消費支出が、台北市で2年連続増加し、初めて2.7万元を突破。台湾平均は19978元で、基本給の20008元に僅か30元の差。 
トップは台北市で平均消費支出が27004元、次いで新竹市の25699元、最も低かったのが彰化県の14966元。 
昨年の一世帯当たりの年間平均消費支出は75万5169元。前年比プラス7247元。昨年は台北市と新竹市のみ、年間平均消費金額が100万元を突破。
一世帯当たりの年間平均消費支出は毎年増加の傾向にあるが、近年で最も低かったのは2010年の70万2292元。
各地域の消費支出(一人当たり/月)
台北市 27004
新竹市 25669
新竹県 21512
台中市 20801
基隆市 20608
嘉義市 20379
桃園市 19783
高雄市 19735
新北市 19512
宜蘭県 19408
台南市 18023
花蓮県 17278
澎湖県 17226
嘉義県 17077
屏東県 16079
苗栗県 15971
台東県 15957
南投県 15440
雲林県 15159
彰化県 14966

こうみると、高雄は真ん中くらいですね。実は3年前くらいにこの調査の対象世帯となって、うちの家計を提供したことがあった・・・ということを思い出しました。うちは夏でもクーラーをつけないので、電気代がすごく安いと驚かれたように記憶。

台北で月給2.8万元のお給料では足りないっていうのも、こうしてみるとなるほど頷けます。

高雄との差は8000元以上・・・やっぱり高雄は暮らしやすいですわ。

で、年間所得(一世帯当たり)はどうかというと、昨年のトップは新竹市で157.7万元。台湾平均は121.3万元だそうです(高雄は平均よりやや低め)。

台湾平均が121万元ってことは、二人合わせて10万元くらいの月収=理想、と合致してる!!
ただそこまで行くにはかなりの月日が必要で、なるほど晩婚化、少子化になるわけでねぇ・・・。

ちなみに、シニア生活の費用の目安として、ちょっと余裕のある暮らしであれば月5~5.5万元(夫婦二人で)あるといいそうです。ふむ・・・。

いつまでもどんぶり勘定じゃだめでさぁね。真面目にお金に向き合わないと。
とはいえ、健康である事が一番の節約になるのかもしれないわ。以上参考まで。